スペイン巡礼

熊野古道からの奇跡!この出会いに感動。

rutamomo

2016年の秋。

まだ、スペイン巡礼を旦那が許可していなかった頃、

歩く練習にと思って行った熊野古道。

靴がぶっ壊れて予定変更で行った那智大社でこんな事がありました。

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ここで貝殻をもらい、その後旦那を説得するのにかなり役立った。

出会ったのはサンティアゴ・デ・コンポステーラ在住のイザベルさん。
お礼を言いたい。

歩いてる時も何度か連絡をもらっていて、着いたら会いに行こう思ってた。

電話番号と勤め先を教えてもらったので、

サンティアゴ・デ・コンポステーラ着いた初日に勤め先の博物館に行ってみる。

受付のお姉さんに

「イザベルさんいますか?」と聞くと、

「彼女はもう一つの博物館だよ。でも、14:00までだから」って教えてくれた。

二日目にもう一つの博物館に行ってみる。

入口は閉まっていて入ることができず困っていると、
他のスタッフの人が外出から帰ってきた。

「イザベルさんに会いたいんですが。」

「あなたは誰???」

こうこうこうでって説明する。

中に入れてくれ、イザベルさんの部屋まで案内してくれた。

松尾芭蕉の俳句が壁に飾ってあったり、日本の風景の写真が飾ってあったり

素敵なオフィス。


熊野古道で会ったときとは少し雰囲気が違うけど、

イザベルさんだっ。

本当にうれしくて、うれしくて。

あの時の出会いがなかったら、ここに来るのを踏みきれなかったかもしれない。

スペイン語と英語と日本語のごちゃ混ぜで会話。
お互いにぎこちない会話だったけど、
イザベルさんのやさしさだったり、人の良さは伝わってくる。

そして、イザベルさんの休みの日にいろいろ案内してくれることになった。

7/8(土)お昼頃、アルベルゲに迎えに来てくれた。

しかも日本車。プリウスでした。

やっぱり、日本車は壊れないで調子がいいそうです。

大学の前を通ってくれたり、

サンティアゴ・デ・コンポステーラを見渡すことができる山に連れてきてもらったり、

私がフィステーラまで歩かないことを知ると、

「途中の村がいいとこだから連れて行ってあげる」

って車を走らせてくれました。

巡礼路を車で走っていきます。
バックパックを背負ったペレグリーノたちをビュンビュン抜かしていった。

ちょっと微妙な気持ちだけどありがたい。

ペレグリーノたちの中に見たことがある後姿が。

エリックたちでした。

「友達なの?」

って言って、車を泊めてくれ写真を撮ってくれました。


ここでも、会いたかった人たちと会えました。

そして、Negreiraという村に到着。

川が流れていて、昔の橋がかかっててすっごく雰囲気がいいです。


木の緑と、屋根のオレンジと、壁の白。
そして、石でできた古い橋。

絵になります。


ここは、川の水の流れを利用して石臼を回し、小麦粉をつくるとこらしいです。

村をひと回りして、写真を撮りまくりました。

また車を走らせて、今度は家へ。

家に連れてきてもらうなんて感激です。

しかも、景色のいい高台にあるモダンなお家で、

インテリアも素敵。

スペインの人たちって色使いのセンスがいいですね。

しかも….

畳に驚く!!

頑張れば手に入るそうです。

ご主人が

「味噌汁飲みますか?」

って聞いてくれました。(日本語です^^)

「もちろん、いただきます。」

なんだ、この至れり尽くせり感。ヤバいです。

ご主人はブラジルで生まれ育った日系2世で、スペインに移住してイザベルさんと結婚したそう。

ご両親が日本人なので、少しだけ日本語が話せます。

で、味噌汁はご主人のお姉さんが作った自家製みそで作った味噌汁らしいです。

楽しみすぎる。

景色がいい庭にセッティングしてくれました。

地元のビールもいただきます。

サラダ、味噌汁、ごはん、そしてメインの羊のロースト。

羊のうまさ、再認識です。

どれもこれもおいしくて、味噌汁も懐かしいおばあちゃんちの味がしました。
日本でも食べられない味が食べられて、
最高すぎる。

庭にあった木にこの花が。

イザベルさんが

「この花は日本語でなんていうの?スペイン語で日本の花って名前がついてます」

って。

私の超超苦手な分野です。日本時間夜中な感じでしたが、母親にLINEで確認。

モクレン

だそうです。なんで日本の花なんだろう??

たくさん食べて、たくさんお話ができた。
イザベルさんありがとうございます。

熊野古道でほんの少し話しただけの私を

こんなにあたたかく迎えてくれて、こんなおもてなしまで受けて

本当に申し訳ないです。

イザベルさんが日本にまた来ることがあったら、
思いっきり恩返しさせていただきます。

って思ってたら、
サンティアゴ・デ・コンポステーラ最終日に今後はランチをごちそうしてくれました。

しかも、サンティアゴ・デ・コンポステーラの人気店。

すみません。名前がわかりません。

おしゃれな器でおしゃれな料理。マジでおいしい。

こんな店もあるの??

イザベルさんに聞けばまだまだサンティアゴ・デ・コンポステーラを楽しめそうだなあ。
もう少し滞在すればよかったかなあ。

そんな事考えても、バス購入済。

バスの時間ギリまでお話して、

バスターミナルまで送ってもらっちゃいました。

本当に本当にありがとうございました。

感謝!!!!!

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あるき旅にはまった人
フリーで建築関係の仕事をしているrutaです。 テレビで見たのをきっかけにスペイン巡礼を調べはじめ、2017年にスペインへ。 800km歩けたので調子にのり、さらにあるき旅にはまっている最中です。
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