熊野古道、中辺路チャレンジ⑪断念(熊野那智大社-那智の滝)スペイン巡礼に近づいた!!
小口自然の家を7:45ごろ出発。
やっぱり天気が良くないです。
小口のバス停です。
誰かが置いていった杖が置いてありました。
今日は忘れなかったので、竹の杖があるから安心。
小口から新宮まで50分ぐらいで1250円です。
最初、景色がいい川沿いの道を進んで行きます。
歩いていたらこの景色は見られません。
まだ、諦めた事を引きずっていますが、
これで良かったって理由を、常に探して自分に言い聞かせます。
新宮に着きました。
普段あまりバスに乗らないので、
1000円札を料金入れに一緒に入れていいのか不安で運転手さんに聞いちゃいました。
お札も大丈夫だそうです。機械の中の仕組みに興味があります。お札と硬貨がどうやって分別されるか。
新宮駅です。
今日の宿は新宮なので、本当は大きい荷物を置いていくこともできたのですが、スペイン巡礼の練習なので全部の荷物を持っていきます。
バス乗り換えです。新宮駅から那智駅に向かいます。
電車もあるけど、本数がないそうです。
バスは560円でした。
那智駅つきました。
那智駅から大門坂に行くにはこのバス停です。
バスの時刻を見ていたら、
荻さん発見。
荻さんは小口自然の家に車で来てたんです。
「荻さ〜ん」
と手を振ると、
大門坂まで乗っけてくれました。
ありがとうございました^_^
これはかなりの時間短縮です。
この辺で靴が破壊しちゃってもどうにかなると思い。
ここからは歩きます。
石畳を登って行きます。
夫婦杉です。迫力があります。
どっちが夫?
強そうな夫婦です
大門坂の入り口付近に平安時代の衣装の貸し出しがあります。
たしか3000円ぐらいだったかと。
でも、みんなに写真撮られちゃいます。
目立ちたい方におすすめ。
この大門坂の石段、かなりの段数がありきついです。
ゆっくり休憩しながら上がっていきます。
ここに来ると、大きなバックを背負いながら登っているのは
私ぐらいしかおらず、大勢の観光客を引率するガイドさんたちが
頑張ってと声をかけてくれます。
ちなみに大型バスの観光客さんたちは全部登らず
少し登って戻って、バスで登って行きました。
体力に自信のない人たちはこの方法でも
十分大門坂を味わえると思います。
ここにも案内板がありました。
急に雨が降って来たので、このお店の軒下でを借りて
レインジャケットとパンツを着ました。
ちょっと靴が心配ですが、
今のところ水も入らず、キネシオテープが頑張ってくれています。
汗に強いから、水にも強いのかも
懐かしい写真です。これの撮影はここだったんだ。
階段を登って行きます。灯篭と石垣の苔が良い感じ。
階段の段数が結構あります。
私はマイペースを崩さず、ゆっくり進んでるんだけど、周りの大学生は早く登って、途中でゼーゼーと止まっていた。
初日の私と同じ感じです。
あっ。
ホタテの貝殻をつけている
外国人の女性を発見。
思わず英語で声をかけます。
「カミーノ行ったんですか?」
「私はサンティアゴコンポステーラから来ました。」
「えっ。そうなんですか。私来年行く予定なんです。」
すると、一緒に来ていた日本語の話せる男性にペンと紙を出してもらって何か書いています。
「もし来た時ここに電話して」
(初めて会ったのに、そんなことまでしてくれるなんて)
しかも、これ
バックから出して
「プレゼント」って
ホタテの貝殻のペンダントです。
これってスペイン巡礼でみんなつけてるやつです。
マジマジ超感激なんですけど
何度も御礼言いました。
泣きそうです。
メールアドレスもくれました。
靴が壊れたおかげでこんな出会いがあるなんて。那智の神様ありがとうございます。
最後まで階段を一緒に登り2人と別れました。
余韻が〜。
雨は強くなって来たけど、首にかけたホタテの貝殻のおかげで晴れやかです。
熊野那智大社
振り返ると、鳥居の向こう側にきれいな山々が見えていました。
那智山青岸渡寺
ここにもスタンプがありました。
ちなみに那智大社にもありました。
屋根の妻の部分の木がなんともいえない色と装飾でかっこいい。
杮葺きのってのも渋い。
こういう色合い好きです。
今日も登り坂が多いです。
あまり、歩いている人がいないので、
もしかしたら、みなさん車で移動しているのかも。
冷やしあめって書いたバナーがぶら下がっていました。
静岡ではまったく見たことがない飲み物でしたが、
京都に行ったとき飲んでおいしかったので、
今回も頼んでみました。
ここのひあしあめ、少しフラペチーノ状態にしてくれています。
これが超うまい!!
ちょっと食べながら、飲みながら
ショウガの香り、ほんのりと甘く、雨が降る少し霧のかかった山々を見ながら。
少し歩くと
那智の滝
見えてきました。
写真でみたとこだ。ちょっと興奮。
滝つぼのところまで下っていきます。
歩いていく人たちは少し過酷な道のりです。
まだまだ下ります。
まだまだまだ下ります。
この鳥居を超えると到着。
この滝って日本一の落差があるそうです。
でも、水量が思ったより少ないので
繊細な滝って感じです。
華厳の滝みたいな、あのこわって感覚にはなりませんでした
300円払うと滝つぼまで行けるようです。
あまり行っている人たちはいませんでした。
那智の滝のバス停まで登り石階段を上ります。
この辺の地図です。
この一帯は高低差が多く、歩いていくには、体力が必要でした。
バスとか駐車場があるので車でも移動ができそうでした。
バスがすぐきました。ラッキーです。
那智の滝~那智駅~新宮までいきます。
次に
新宮の速玉大社めざします。
途中ホテルの前を通ったので、さすがに荷物を預かってもらいました。
新宮城あとが見えました。いつの間にか晴れてきた^^しかも晴天。
駅から歩いて20分ぐらいかなあ。
到着です。
熊野速玉大社
門の右側でお土産物を売っています。
ガイドブックで調べていて、
「もうで餅」ってお菓子は絶対買おうと思っていたのですが、
本宮で買い忘れ、那智で買い忘れ、
というか、歩きに夢中でお土産の事を忘れていました。
このタイミングでこれに巡り合えるとは。
買いました
おばさんが凪の木つけてくれました。
この凪の木にやご利益があって、一枚財布に入れると
お金が増えるって言ってました。
熊野古道に来てからいいことが続いているので、
なんかいろんな御利益信じちゃいます
あざやかな色合いきれいです。
駐車場横に
川原家横丁があります。
ここ昔の雰囲気で建物たててあっていい雰囲気なのに、
テナントが埋まってなくて寂しい感じ。残念。
神倉神社に向かいます。
途中に雰囲気のある住宅が多いです。
やっぱり、アルミサッシを使っていない木建具のいえ。いいです。
この神倉神社、ものすごく急な坂。
聞いていません。
この旅最強の登り坂が目の前に立ちはだかっていました。
ちなみに、あの救世主の二本の竹の杖は
ありがとうございましたと
那智大社の杖置き場に置いてきていました。
この坂は完全にノーマークです。
でも、木の杖は置いてくれてあります。
ただ、右手にはあのもうで餅の手提げ袋をもっているので、
杖は1本にしました。
途中休みます。やっぱり苔はきれいです。
かなり苦労して登って、上までたどり着くと
この風景です。天気よくて最高です。
上を見上げると
神倉神社のゴトビキ岩
岩が迫力あります。
二人の子供たちが、ここでポケモンGOやってる~。
大人たちが苦労して登っている中、
あの子たちのなかでは普段から登っている坂でただの遊び場なんだなあ。
と思ったら、笑えてきた。
行きも急だったら、帰りも急な
今度は下り坂です。
この靴下りが苦手です。
途中、女坂っていう迂回ルートがあったので行ってみます。
さらに過酷でした。
途中癒しのキノコ生えてますが。
手をつかないと降りれない箇所があります。
みなさん男坂を下ってください。
途中素敵な体育館の小学校がありました。
木の体育館っていいな。
つづきはあした