カミーノのあとで

ビルバオからサンセバスチャンへ!ウニのピンチョスって。

rutamomo

7/14朝早く起きて今日は日帰りでサンセバスチャンに行くことに。

サンセバスチャンへはバスで行ける。

バスターミナル近くのバルで朝ごはんを食べてから行こう。


生クリームを挟んだパンとカフェコンレーチェ。

2.8ユーロ。

バルにはテレビが置いてあって、

パンプローナで行われてる牛追い祭りのライブ中継をやっていた。

生放送はすごい迫力。

カメラはかなり近くまで寄ってて、臨場感がある。
牛に投げ飛ばされてるおじさんがいたり、

飛ばされた映像を何回も映して、コメンテーターみたいな人が解説してたり。

バルのカウンターにいるおじさんたちも興奮気味に話してる。

言葉がわかればなあ。

バスターミナルのチケット売り場でチケット購入

ALSA社

6.52ユーロ


8:45出発なので、

チケットに書いてある56番で待つ。

おばさんが、私に向かって何か言っている。

かなり一生懸命話しかけてきてるけど、
スペイン語なので何かを言ってるがなんて言ってるかわからない。

8:45近くになっても、バスが56番ゲートに入ってこない。

あっ、もしかしてこのおばさん。

ゲートが変わったことを教えてくれてる??

まわりを見渡すと、違うゲートに向かってる人多数。

おばさんに向かってみんなが向かってる方向を指さして

「あっち?」

って日本語で言ってみると、

うんうんとうなづいた。

やっぱり教えてくれてたんだ。

グラッシアスっておばさんに伝え、無事バスに乗ることができた。

バスに乗ること1時間10分くらいでサンセバスチャンに到着。

いきなりきれいな街並みが川沿いに見える。


エレガントなデザインが多い気がする。


おっ。看板にホタテマークがあるっ。
巡礼路



いつものように、ツーリストインフォメーションで地図をもらい、
ガイドブックはありますか?

って尋ねると、日本語のものがありました。

ただし有料。
サンセバスチャンと言えば、

NHKの旅するスペイン語の最初の方で出てきた町。

海が広がるリゾート地でピンチョスが有名。

ピンチョス~ってここにやってきたけど、

町の華麗さにおどろく。


ほんとにエレガントで美しいって表現がバッチリ合う街並み。


旧市街の方に入り込んでいくと、

公園でお祭りをやっていた。

この2体の人形が音楽に合わせてクルクル回ってて。

そのまわりにいるワニとかおじさんをかぶった人たちが

通行人たちを棒の先に紐でつながった茶色い空気の入ったもので

パンパンなぐる。

その音が結構響いてて、痛そうだなって。

来ないで~って思ってたけど、

結局ワニに殴られた。

パァ-ン

パァ-ン

2発。

えっ。全然痛くない。

なにこれっ。

楽器?

進んでいくと海が見えてきた。

この風景テレビで見たやつ。ちょっと興奮。



ビーチバレーなんかもやってて楽しそう。
ビーチに足を洗う水道が。

足置き場がついててこの水道使いやすそう。

そしてビーチの中にシャワーが。

これも便利。

日本だと、海の家にお金を払ってシャワーって浴びるもんじゃん。
無料でササッて浴びることができるなんて超快適。

休憩中の銅像パフォーマンスのおじさん。

で、来ました。

ピンチョスがいっぱいの通り。

この一角の細い路地全部に

人、人、人。

路地の両サイドにバルがたくさんある。

日本で言えばなんちゃら横丁みたいなものか。

大抵の人はビールとピンチョスをつまんでる。

一つの店に入ってみた。

どのピンチョスもおいしそうだ。

ここは混んでて、テーブルを確保できなかったので

ここにした。

ここも注文するのに一苦労。

しかも悩む。どれを頼んでいいのかわからない。

そして、見つけた。

ウニのピンチョス


店員さんが私に向かって

「ウニ、ウニ」

と日本語で言ってくる。

日本人はどうせウニ頼むんだろ

って思ってそうな顔で。

そうです。頼んじゃうんです。

ウニのピンチョスとセルベッサコンリモン 6ユーロ

ロクユーロ???(驚)

日本では驚くような数字ではないけど、

このところ、ピンチョスとビールで3~4ユーロって生活に慣れちゃってたので

この金額にビビる。

味は、ウニのクリームパスタの上にのってるウニっぽい味。

おいしいです。

ただ、私は沼津の双葉寿司のうにの軍艦の方が好きです。

生かきもありました。これも観光地価格?
少し高いです。

値段にビビってしまって、他のピンチョスに手が出なかった情けない私。

風景を楽しむことにしました。


素敵なお店もありました。


インテリアショップかわいかった。

こんな家に住みたい。

シエスタの時間になって、どんどんお店が閉まっていくので、見たいお店も無くなってきた。

ひととおり見たなってとこで帰ることに。

バスターミナルの近くの川沿いの芝生のとこで

白い服を来た男の子2人が寝てた。

あっ。パンプローナから帰ってきて疲れちゃったんだね。

牛追い祭りの近くにいたんだなあってなんかワクワクした。

バスターミナルでALSA社の自動販売機で帰りのチケットを買おうとすると

次にとれるチケットは

21:00

これじゃあ暗くなっちゃって怖い。

ビルバオとサンセバスチャンを結ぶバスは

2社

あることに気が付く。

もう一つは

PESA社

PESA社のチケットは

12ユーロ

同じ区間でほぼ同じ時間でALSAは6.52ユーロでPESAは12ユーロ。

違い過ぎる~。

でも早く帰りたいので18:00のPESA社のチケットを買いました。


PESA社のバスは色がかわいいです。 
1時間ちょっとでビルバオ到着。

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あるき旅にはまった人
フリーで建築関係の仕事をしているrutaです。 テレビで見たのをきっかけにスペイン巡礼を調べはじめ、2017年にスペインへ。 800km歩けたので調子にのり、さらにあるき旅にはまっている最中です。
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