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スペイン巡礼

救急車が来た日!カミーノ8日目

2017年6月13日 ログローニョからナヘラ 28.27km

Logrono→Najera

 

朝4:45出発。今日も薄暗い。

ログローニョのアルベルゲは朝食も用意されていた。
早く出発できるように夜のうちからオスピタレイロたちが準備してくれてた。感謝!

今日はいつもと違った事が。

 

イタリア人のグループと一緒。

メンバーは

ボローニャから来たファビオ

ラヴェンナから来たアルド

ピアツェンツァから来たモニカ

モニカの彼氏のロベルト

モニカの娘のベアトリーチェ

この5人と一緒に出発。

 

サンジャンピエドポーからの電車の中で仲良くなって、
それから一緒に歩いているらしい。

そのグループに混ぜてもらった。

お互いのペースを気にしながら歩くから、
一人で歩くときとは若干ペースも変わってくる。

けど、メンバーはベアトリーチェ以外は30代後半から40代。
ペースも似たり寄ったり。
心地よいペースで進んでいく。

しかも結構、立ち止まってくれるので楽。

そして何よりいいのが、会話が成り立つこと。
深い話はできないけど、言ってることはなんとな~くわかる。


ログローニョで買ったショートパンツも快調だ。

 

今日も朝日が見られたし。

人と一緒に歩くと、自分の写真を撮ってもらえるのもいいね。

 

大きな牛の看板がみえる高速脇のフェンスに

木の枝をひっかけた大小の十字架がくっついてた。

宗教心ゼロの私も二本の木の枝を見つけてくっつけてみた。

なんだかうれしい。

自分の十字架がそこに残ったことが。

何人のペレグリーノたちがここに残していったんだろう。

にやっとしながら前に進む。

 

 

この辺りの家は庭が大きい。

手入れも行き届いていて、きれい。

大きな庭に可愛らしい家がポツンと建っている。
前の方にNI君がみえる。


NI君は膝が痛いらしく

何分かに一回立ち止まる。歩き始めると私たちより速度が早いから追いつくことはないけど、後ろから見てると痛そうにみえる。

西君はドイツ人の人から売ってもらったサポーターを付けていた。
私も、湿布をたくさん持ってきていたので昨日の夜あげた。

最初の頃に早めに歩いてしまって膝などを痛めてる人が意外と多かった。

私はもともと膝が痛いので、自然と負荷をかけない歩き方なのかも、
そのおかげか何処も痛くなってはいない。

痛くなっていないのはありがたい。

 

昔のアルベルゲのあとだそう。

ファビオが時々説明をしてくれる。

 

 

あと576kmだって。

果てしないなあなんて思いながら、

実はもう200kmぐらい歩いてることに気付き、自分にビビる。

家からだともう東京を超えてる距離。信じられない。
人ってたくさん歩けるのね。

この家も庭がキレイだった。

 

 

Navaretteに到着。

 

 

カフェがあいてたので休憩。

このグループ。歩くときはバラバラでも途中の休憩ポイントでは

みんなを待って合流する。

みんなで休憩するの楽しい。

ここで初めてのトルティーヤ

そして、カフェコンレーチェ。

2.7ユーロ。

いつも、このフォークの差し方が気になるのと、

必ずパンがついてくるのに戸惑う。

パンがいらないとは言えず、結局たべるんだけど。

トルティーヤと2個のパンの配分が難しい。

 

ここの家は細身のレンガのような外壁で

それを模様貼りみたいにしてあって、なにげにかわいい。

派手さはなくて落ち着いてるとこだった。

ちょっと意味がわからないけど、

なにかの入れ物を作ってる人。

ここって何かの産地?

教会も立派だったけど、まだ開いていなくて入れず。


ファビオはいつもポケットに折り畳み式のコップを持っている。

水飲み場があると
そのコップで5杯は飲む。

 

飲みだめするんだって。

それと、すべての水飲み場で水を飲むことを目標にしているらしい。

 

そして彼は歩いている間、何度も草むらに行く。

「ピピー。」って言って。

 

ピピーとはトイレの事。

これに関しては男の人は楽だ。

 

私たちはトイレはカフェとかアルベルゲとかを探さなきゃならない。

私の場合、日本にいる間も大きな工事現場とかで仮設トイレに入りたくなくて

ずっと我慢してるなんてしょっちゅうで、スペイン巡礼でもトイレに行けなくて困った。

なんてことは今のところはない。

 

あのだだっ広い麦畑の時に行きたくなったら最悪だろうなあ。

 

途中お墓みたいなところで写真を撮っていたら、

自転車で巡礼しているイタリア人のおじさんがインしてきた。

なんでポーズ決めてんだ。

 

今日もブドウ畑の壮大な風景が。

こういう風景になると、少しきつくなってくるので

自分のペースを守りたくなる。

グループもサクッとみんなバラバラになる。

 

見通しがいいからみんなは見えてるんだけど、

私は一番後ろでゆっくりめで歩いてた。

ファビオはさらに後ろ。

 

 

そこに休憩所が見えてきた。

イタリア人グループがさらに人数が増えて10人以上のグループで休憩してた。

そこで誰から私に

「ファビオは?」

っと聞いてきた。

「わからない。後ろの方?」

後ろを見ても姿が見えない。

「お前はファビオの保護者なんだから、一緒にいてくれなきゃ。」

えっ、私???

 

 

イタリア人は冗談をいいながら、がははって笑っている事が多い。

みんなで笑いながらファビオを待つ。

 

 

かなりたってからファビオが到着した。

 

 

今度は私は一番後ろを歩く。

 

すると途中で先に行ってたイタリア人たちが木陰で

20人ぐらい集まっていた。

NI君もいる。

 

中心に女の子が少し涙目で座っていた。

イタリア人の会話を聞いててみると

彼女はけがをしたようだ。

 

彼女はジョルジャ。

18歳。足が痛くなったので今日はサンダルで歩いていて

石につまづいて、爪がベロってなってしまったみたい。

 

もう歩けそうにない。

 

みんなでなんとかしなきゃって空気が広がる。

ある人は彼女を抱きしめながら慰め。
ある人は痛み止めの薬をさしだし。

ある人は彼女が笑えるようにギャグをいい。

 

 

「ルタの携帯で貸して、救急車呼ぶよ」

って言われた。

そうそう私のsimはスペインでも使えるやつ。

 

そうこう言ってる間に、他の人が救急車を呼んだようだ。

ここの位置をどう伝えたんだろう。

 

 

何分かすると救急車が到着。

ここで、ベアトリーチェ。

彼女は6か国語を話すことができる。
スペイン語ももちろん。

 

ベアトリーチェが救急車の運転手と話をして、ジョルジアにも伝えてた。

ログローニョまで戻って病院に行くようだ。

 

4人ぐらいでジョルジャをかかえてストレッチャーにのせる。

みんなで励まして救急車を見送った。

 

先を進もう。

 

途中、移動カフェの人に声をかけていた。

「ジェノバからきてるの?」

車のナンバーがイタリアナンバーみたいだ。

ファビオといるといろんな人に声をかけるので

どんどん輪が広がっていく。

 

 

天気も抜群にいいし気持ちがいい。けど暑い。

ナヘラに着いた。

アルベルゲの選定はみんなにお任せ。

ここのアルベルゲはキッチンがついてるとこがない上に

公営のアルベルゲは

イタリアのアルベルゲの評価されているサイトで

良くない。って書いてあるらしく。

違うアルベルゲを歩きまくって探した。

今日は27kmといつもより多めに歩いてヘロヘロ。

そして、暑くてヘロヘロ。

早くアルベルゲに着いてほしいんだけど、場所がわからずウロウロ。

 

やっと見つけることができたのが

16:30頃。

今日はかなり時間かかったなあ。
でも、誰かと歩くのはいいかも。

アルベルゲのお話は次回。

 

 

 

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