スペイン巡礼

あの人たちと会った初日!カミーノ4日目

rutamomo

2017年6月9日 パンプローナからプエンテ ラ レイナ 23.7km

PAMPLONA→PUENTE LA REINA

パンプローナの観光もばっちりしたし、
無事SIMカードもゲットできたので、
(SIMカードの買い方については後々詳しく書いていこうと思ってます)
カミーノ復活です。

ちなみに表題のカミーノ○日目ってカウントは純粋に歩いた日だけでカウントしてます。

旅行的にはサンジャンピエドポーから5日目ですが、一日パンプローナで遊んじゃったのでカミーノ4日目です。

今日はバッチリ宿で朝食を食べて6:00頃出発。

夜はにぎやかだったパンプローナの街も朝は静か。

街の中でもホタテのマークと矢印で迷うことはありません。

時々街の人が、

「カミーノはこっちだよ」

って教えてくれたりして。
今回はゴミ収集のお兄さんが教えてくれました。

古い街並みを抜けると、広めの道路に面してマンションがならんでいます。

変な風に剪定された木のある公園を抜けて

この橋を渡ります。

橋の手前に看板がありました。ここから19kmみたいです。
ということはここまで5km近くあったって事??
建物見てると距離感じないなあ。

この地図見ると今日は山があるっぽい。
あの映画でみた鉄板?の巡礼者があるとこじゃん。
相変わらず下調べをしないで歩いてるので、
ペンドン峠ってやつが今日だってここで知りました。

橋を渡った後は一軒家が増えてきました。


何気に天気がいいのがうれしい。

朝の散歩中のシェパードにじゃれつかれながら先を進みます。

住宅街を抜けると、一気に視界が開けました。
一面の麦畑。

THE スペイン巡礼

って感じの景色に入ってきました。
(これは私の主観。)

後ろを振り返るとパンプローナの街が小さく見えます。

前を見てもこの景色。

巡礼路を歩いてる~~って感じられる道。
麦畑ってものを見るのが初めてだったので、えらく感動しました。

時々こんな道もあったり、

そして再び麦畑。

麦畑の道で、スウェーデン人のアンナと知り合いました。

彼女は同年代。

しかも、旦那さんと子供たちはスウェーデン。
一人で歩いていました。

主婦なのに一人で来ちゃってる時点で共感!!

彼女は

「私、遅いから先に行って。」

と言ってましたが、明らかに同じペース。

そして、

「下りがきつくて、横向きカニ歩きでくだってるのよ。」

って。

それも私と一緒。
私も、下りで大きめの段差がある時はカニ歩きです。
もともと膝がダメなんで、負担をかけない歩き方を模索してたらカニ歩きが一番よかった。

ちょっと間彼女と歩きました。

すると

「家に電話しなきゃいけない時間だっ。先に行ってて。」

と。

この気持ちもわかるっ。
家族を置いて来ちゃってるから。気になるよね~。

そういう私もSIMカードをゲットして、
どこでもLINEできるようになっちゃったので、
今日から旦那に連絡しようと思っています。

途中木陰のベンチが。

今日は曇っているのでそんなにきつくないけど、
炎天下の中だったら、この木陰嬉しいだろうな。

パンプローナを抜けてから最初のバル。

カプチーノとクロワッサンで2.5ユーロでした。

ゆっくり休憩して出発。

だんだん雲行きが怪しくなってきました。
しかも先を見ると登り坂。

ここから山が始まるのか?

霧がすごかったので、レインジャケットを着こみます。

登っていくうちに少し小雨も降ってきました。

少しずつ膝上の筋肉がついてきているのか、
こつこつと地道に登れば、意外とサクッと登れるようになってきています。

と、知らぬ間に鉄の看板のところに到着。

視界が悪かったので、いきなりこれが現れました。

思ってたより感動薄っ。
映画で見てたあこがれの場所だったのに・・・

天気のせいだ。バカ野郎なんて思いながらも写真撮りたい。

自転車の集団ががっつりいて、一人一人が写真撮るのを待って
撮ってもらいました。

そしてくだります。

でた~っ。中途半端な大きさの石がいっぱいの下り。

これ嫌いです。

かなり神経つかいます。
ちょっと大きめの石に乗っちゃったら、
グリっといっちゃうからね。

少し石が少ない部分を選んでゆっくり歩きます。

だから、私は下りは失速気味。

平らな道でた。

しかも、天気も良くなってきてる。

で、

UTERGAって村に到着。

ここで聞いたことがある言語が・・・

思い切って話しかけてみました

「Siete italiani?」

「Si」

やったぁ、イタリア人だ。

私の場合、

あきらかに英語の方がボキャブラリーが多いと思うんだけど、
話すときはイタリア語の方が楽なんです。

イタリア語の方が神経使わないっていうか。

相手がイタリア人だからかなあ。

イタリア語を使えるのはかなり嬉しい。

イタリア人2人と教会をみて

その後、彼らは先に行きました。

かわいい色のアルベルゲを通りすぎたとき、

左にバルが。

たくさんの人たちが休んでいました。

疲れていなかったので、通り過ぎようとしたら。

大きな声で誰かに呼ばれました。

「寄ってきなよ。」
さっきのイタリア人です。

彼の名前はファビオ。

私も、カプチーノを頼むことに。

カウンター前で待ってると、
もう一人のイタリア人アルドが会計を済ませてくれていました。

さりげなくおごってもらっちゃった。

テーブルには何人かのイタリア人が。グループみたい。

そしてファビオから

「今日の夜、アルベルゲで僕が料理してみんなで食べるから一緒にどう?」

みたいな事を言われた。

久しぶりのイタリア語で、少し聞き取れてない。

ちゃんと理解してないから、やんわりした返事しかできなかったけど、
とりあえず、彼らが行こうとしているアルベルゲを目指すことに。

このバルでもう一組出会った人たちが。

栃木から来た3人組のおじさまたちです。
この時はあまり話せませんでした。日本人がいると安心します。

イタリア人たちとバルを出発、麦畑を超え

オバノスってかわいい町についた。

この町の家は何故か窓が小さめ。

そして鉄の装飾がかわいらしい。

工事現場みると思わず撮っちゃいます。

なにっつ。この奇妙な木の像。

天気が良くなって、だんだん体力が消耗してきます。

家の写真なんかとりながらゆっくり進むと、いいかも。

巡礼路にはちょいちょい巡礼者を楽しませる??オブジェがあります。

そして、また麦畑の道。

プエンテ ナ レイナ到着。
15:00頃

アルベルゲについて、すぐにシャワーを浴びて、洗濯をしてから
町中散策です。

この町の軒下がどうも気になっちゃいました。

軒下の装飾がキレイな家が結構多くてみとれちゃいます。

意外と装飾かけないとこだけど、見上げて一番見えるところだからね。
細かいこだわりが感じられます。

この町で気が付いたこと。
外壁の石張りの石が細かいものを使ってる。

今までは大きめの石だったから、この辺りの特徴かも。

細かい石積み。
この壁、職人さんの苦労を感じます。

この手すりの装飾、キレイ。

広場

広場の中にある建物の外壁のタイル張り。

この町の色味が同じなので、
このタイルは目立つけど、マッチしてる。

回廊。

やっぱり、この細かい石張りがいいね。

街の出口。明日はここから出発。

門をでたら、ディズニーシー見たいな家が。

小さい町なので、少し歩いたら全体を見ることができた。

細い道の両側にレストランがあって、テラス席で街並みを眺めながら食べることができます。

そして、ここでアンナと再会。

むっちゃ焼けてる。
途中日差し強めだったもんね。

二人でお茶することに。

私はビールを頂きました。

今日のアルベルゲについてはまた後日。

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あるき旅にはまった人
フリーで建築関係の仕事をしているrutaです。 テレビで見たのをきっかけにスペイン巡礼を調べはじめ、2017年にスペインへ。 800km歩けたので調子にのり、さらにあるき旅にはまっている最中です。
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