あるき旅でのトラブル

かゆみの正体が南京虫か確かめに病院に行くぞ!!カミーノ25日目。

rutamomo

2017年7月1日 トリアカステラからサリア 24.2km

Triacastela→Sarra

朝7:26分出発。

昨日の夜、かゆくて何回か起きた。

ただ、長袖で寝たせいか、かゆいところは増えていない。
今日もかゆみ続行中。このかゆみを我慢するには忍耐力が必要。

今日の目的地はRenteって村。

私はサリアで薬局に寄りたかったので、先に行くことにした。


最初は少し登り。

登りのきつさより、痒みの方が気になって意外と早く歩けてる。


日本から持ってきてた強めのかゆみ止めもよく効かず、

サリアに早く着いて、効く薬がほしい。


気温が昨日より高いからか、かゆみがひどい。

セブレイロで隣だった韓国人の男の子が抜かしていく。

半袖、ショートパンツ。

肌は見えてるけど、何かに刺された後はない。
セブレイロのアルベルゲからかゆみがあったから、
もしかしたら彼もやられてるかもって思ってた。

という事は、私の寝袋??

やっぱり??


歩いている間も、南京虫の事ばかり考えちゃって

カミーノに集中できない。

寄付制の休憩所があった。

朝ごはんを食べてこなかったので、バナナをいただく。


今日はどんどん晴れてくる。


そして、どんどんかゆくなっていく。

Maps.meのアプリを開いてみた。

このアプリは時速がでる。

今の時速、6km。いつもより早め。


休憩してる人もいるけど、休憩なして進む。

ここでファビオからメッセージ。

どこにいるか聞かれたから

「薬局に行こうと思ってる」

って答えた。

「大きい街に行くなら、病院行った方がいい」

確かにそうだなあ。

保険も入ってきたし、病院行くかぁ。

って今日は土曜日じゃん。やってる?


で、4時間でサリアについた。

早っ。

インフォメーションで、病院の場所と薬局の場所を聞く。

今日やってますか?って聞いたら。

病院は毎日開いてるよ。

って

スペインの病院は良心的。

ちょっと迷って、歩いてるおばあちゃんに聞きながらたどり着いた。

海外での初めての病院。

緊張。

受付のお姉さんが。

「どうしました?」

って聞いてくる。たぶんそう聞いている。

バックパックを背負いながらだから、ペレグリーノってのは伝わってるみたい。

そして、ここの誰も英語を話さない。

だから、見せた。これって。


そしたら、
「パスポートを出して、ちょっと待ってて」
ってたぶん言った。

パスポートを渡して少し待ってたら、

「1番に行って」(これは聞き取れた)

って言われ、診察室に入る。

白衣を来た先生。
見せてって言われた。

Tシャツを脱いで一番ひどい背中から肩にかけて見せる。

パソコンの翻訳ソフトで日本語にして説明してくれた。

診察結果。

蚊です。

うむっ。蚊じゃないっす。先生。

たぶんこれ、って南京虫の画像見せて、

「これ見た」

って言ってみた。
通じたみたい。

結果、南京虫断定の診断は頂けず。

でも、処方箋みたいなのを渡してくれた。
塗る薬と飲む薬の処方箋らしい。

診察終了。

受付のお姉さんのとこにお金を払いに行く。

「無料ですよ」

「近くの薬局で処方箋に書いてある薬買ってね。」

土曜日に診察してくれた上に、無料って。

スペインの病院。スゲえ。

近くで薬局を見つけた。

処方箋を見せると、二つの薬を出してくれた。

12.5ユーロ。

これで治ることを祈ろう。

先生が蚊とかなんとか言おうと

私は南京虫に刺されたと勝手に思っている。

たぶんそう

ほかの町も見てみよう

フランス人の道

もっと見る
にほんブログ村 旅行ブログ スペイン旅行へ
にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
ABOUT ME
ruta
ruta
あるき旅にはまった人
フリーで建築関係の仕事をしているrutaです。 テレビで見たのをきっかけにスペイン巡礼を調べはじめ、2017年にスペインへ。 800km歩けたので調子にのり、さらにあるき旅にはまっている最中です。
記事URLをコピーしました