タビノシタク

スペイン巡礼に向かって。旅の準備をこつこつと...。まずは熊野古道からはじめました!とうとうサンティアゴ巡礼スタート!!

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スペイン巡礼

これがあの初日のピレネー越え!!カミーノ1日目

2017年6月5日
サンジャンピエドポーからロンセスバージェス 25.2km

ST.JRAN PIED de PORT→RPMCESVALLES

来る前からいろんな情報をかき集めて調べてきた。
どの情報にも初日のピレネー越えが辛いと書いてあり、正直ビビッていた。

6:00に起き、窓の外を見る。
雨は降っていないけど、すぐにでも降りそうな感じ。
そして少し寒い。

膝が心配なのでCW-Xのサポートタイツを履き、
半袖しか持っていないので、アームカバーをつけ、レインジャケットを着る。

手にはトレッキングポール。万全の態勢。

モンベルのボトルにお湯を入れてもらいほうじ茶を作り、
バックパックのサイドポケットへ。反対側は水のペットボトル。

朝ごはんを食べて、

さあ、出発しよう!6:30

前に歩いている人が、パン屋さんにはいってボカディージョを作ってもらっていた。
まねして「同じもの」っと英語でいい4ユーロで昼ご飯をGET。

門をでてサンジャンピエドポーの街を出る。

かわいい街並みにほっこりしたなあ。
これからどんな建物に出会えるのか楽しみ。

 

城壁の外をでると住宅街。
かわいい家々が並んでいて何度も足を止めて

写真を撮っていると、どんどん抜かされていった。

「buen camino!!」

って声をかけてくれる人たちがいる。
これが噂のやつね。
私も小さい声でブエンカミーノって言ってみた。
ちょっと気持ちがいい。

 

少し歩くと超でかいカタツムリが。
こんなの見ながらいちいち立ち止まってしまう。
これからは雨が降った後の楽しみにしよう。

ここで分かれ道。
赤の矢印がきつめのルートで緑の矢印が緩めの長めのルート?
赤いほうを選んで進む。私が見えるところでは全員赤いルートを選んでた。

そういえば、サンジャンピエドポーの巡礼事務所でこんな紙をもらっていた。

これって今日行くとこの注意点を丁寧書いてある。

私はこの紙をアルベルゲに着くまで一度も開かなかったんだけど、
後から見るとこれを読めば完璧だったかも。

 

 

ここからすこしづつ登りになっていく。

ロンセスバージェスまで23km。
この23kmって距離感がつかめていない。
平地での23kmって楽勝だけどなあ。
山はわかんないなあ。

雨が降りそうな天気の中、ちょっとだけ青空が見える。
見たことない丘陵の畑。目を奪われる。
立ち止まって見ていたいけど、先は長いから進もう。

少しずつ坂がきつくなっていき、
抜かされていく人数も増えていった。

少しゆっくりめの女の子がいた。
友達と来ているようで、友達が前方で待っている。
近くに来た時見てみたら、相当荷物が重そう。
既に顔は険しい。

なんとなく申し訳なくて、
サクッと抜かして先を急いだ。

という私も結構きつい。
熊野古道の時のフーフースー小股作戦は実行中。

助けてくれるはずのトレッキングポールも使い方が間違っているのか、さほど助けになっていない気が...

時々きつい坂がある。
景色が見られればもう少し楽に登れそうな気がするけど、
今日は霧で視界がわるい。
前に歩いている人の後ろ姿を見ながら必死に登る。

かなりヘロヘロになりながらOrissonについた。

石積みと木でできた外観に癒される。これもかわいい。

中に入るとたくさんの巡礼者が。

追い越していった人たちがみんないた。
一人のオーストラリア人の女性が

「ここに座れば」

っと声をかけてくれた。
もう一人のオーストラリア人男性と一緒にお茶することに。

「どこから来たの?」
「何で来たの?」

って質問された。

どこから来たのって質問は簡単だけど、
何で来たのって質問は曲者。

「For health」とだけ答えた。

実際は
手術の後落ちてしまった膝の上の筋肉を鍛えるため
ってのと
お安くスペインを旅しながら建物を見たい。
ってのが本当の理由。

宗教的なことでもなければ、自分を変えたい的なスピリチュアル的なことでもない。

しかも、私の英語力は丁寧な説明をできるまでは至っていない。

 

そうこうしていると、

みんな出発していった。
私は心地良い空間に少しでもいたくて居座っていた。

 

さすがに人も少なくなってきたので出発することに。

外にでてみると、さっき重そうな荷物を持ってつらそうだった女の子が到着していた。
なんかほっとした。
彼女もたどりつけたんだ。よかった。

 

途中、あまりにも辛いので
ipodで音楽を聞いていると

後ろから

「そんなものを聞いていたら、自然の音が聞こえないじゃないか」

と言ってるような(たぶんフランス語)おじさんの声が聞こえた。

確かにここの音を聞かなきゃだなっとイヤホンを外した。

羊の鳴き声とかが聞こえる。
霧の中、目を凝らしてみてみるとたくさんの羊が。
これは癒される。

この日はたくさんの人たちが登っていたので
一人になることがなかった。
みんなで登ってる感って大事。

辛さがすこし和らぐ。

少しづつ晴れ間が見えるようになってきた。

道標。
白と赤の平行のラインは正しいという意味らしい。
×になっているときは、間違っているって意味。

地図がなくても迷わず行けそうだ。

少し道を外れたところにみんなが立ち寄っている場所があった。

疲れていたので、迷ったけど行ってみた。
小高い岩山の上にキリスト?が
神聖な雰囲気。
宗教感がまるでないので、

ただきれいだな。としか思えないところが悲しい。

他の人たちは、胸の上で十字を切る動作をしていた。
なんらかの意味があるのだろう。

一番高いところまで行ってみたら

これまた素晴らしい景色。

先を進んでいくと

でたっ。

昔のWINDOWSの壁紙的な景色

これはテンションあがったね。

青空がもう少し見えてたら最高だったけど。
疲れてなかったら、走りまりたくなるような景色だった。

 

 

 

途中で現れる黄色い矢印。
手書きってとこがいいね。

 

羊飼いと一緒に
羊が道路を横切っていった。

 

フランス最後のスタンプです。

これは押してもらわなくっちゃ。

コーヒーを注文してスタンプを押してもらった。
1.5ユーロ。

インスタントコーヒーでした。

おじさんカメラ目線。

矢印は常にわかりやすく書いてあります。

壁だったり、

道標だったり、

道路だったり、

特にこの書き方はわかりやすい。

天気が良くなってきて、気分も上がってきたけど

辛さは変わらず。


少し下り始めました。

下り始めると、風景が変わってきます。

岩の感じがこんな感じに。

粗っぽくなってきました。

 

ロンセスバージェスまで8.2km。

あっ。またあのおじさん。

自然の音を聞けってあのおじさんたちです。

こんどは

「自然の水を飲めっ」

です。

あまりにもおいしそうに飲むので、
私もチャレンジ。

これはうまいっ。
ペットボトルを満タンにします。

バックパックをおろして休憩。

やっぱり木の感じが変わってきました。
もしかしてもうスペイン入ってる??

途中かわいい小屋が

ここに泊まってもいいみたいです。

でも緊急時だけだなここ。
ちょっとこわい。

 

 

知らぬ間に1450mの一番高いところ着いてました。

むっちゃ晴れた。

爽快な気分です。

オリソンで声をかけてくれたオーストラリア人女性にまた会って、

写真を撮ってもらった。

 

プチ達成感。


下を見るとかなり高いところまで来ていたのがわかった。

歩いてここまで来られたなんて信じられない。

ただただ気持ちが良かった。

でも今日の目的地はここからかなり下ったロンセスバージェス。
オーストラリア人女性と一緒に進んでいく。

彼女とは速度が一緒で
かなり遅め。
少し英語で話しながら進んでいく。

矢印の通りに進んでいくと途中で

道に二つの矢印が

一つはハード

一つはイージー

当然イージーを選択。

イージーでも結構な坂を下っていきます。

下り坂って膝にむっちゃ負担がかかります。
小さい歩幅でゆっくり下っていったら、そんなに痛くならなかった。

しかも人と話しながらって、丁度いいペースになるのかも。

遠くの方に建物が見えて彼女が

「あれが今日のアルベルゲ」

って教えてくれた。

目的地が見えたらこっちのもの。
と思ったけど、そこから結局1時間ぐらいあるいた。

 

到着。16:13。

トータルで10時間ぐらいかかってんじゃん。

きれいな青空ときれいな建物が迎えてくれた。


このアルベルゲ。快適でした。
詳細はあした。

 

 

 

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